ネタバレ注意

cotechi2011-05-28

結構好き

原題 : 3:10 TO YUMA
脚本 : ハルステッド・ウェルズ , デレク・ハース
原作 : エルモア・レナード
監督 : ジェームズ・マンゴールド
出演 : ラッセル・クロウクリスチャン・ベイルピーター・フォンダベン・フォスター
収録時間 : 122分

2007・アメリ

自分が映画脚本を書くならこういう作品。カッコイイ、うまい、泣ける、しびれた。

ラッセル・クロウは、やっぱり上手い、カッコいい。

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」を思い出した。「死後、息子の記憶にどのように残るかが自分にとって重要。子供に尊敬される父でありたい」という父の強い想いが貫通している作品。不器用で無骨な2人の男がなんとも愛おしいのでした。

ダン=主人公。アメリカ西部で牧場経営。美しい妻と10台の長男、幼く難病を抱える二男、四人家族。収入は一日2ドル。貧しい暮らしだが、夫婦仲は良い。片足が不自由だが、その理由を戦傷だと主張。じつは惨めな傷だったが、言えず、未だにコンプレックスとして根付いている。長男は、父を情けない男だと思い、反発している。(しかし実は、長男の想いの中には、父に必要とされる男になりたいという強い想いがある。その想いに父が気付かないことで反発している)。近頃、近くに鉄道を通す計画があり、ダンが立ち退きに応じないため、問題が勃発。もう一人の主人公=ペン。幼い頃、父は酒で死に、母に捨てられ、極悪人に。ユマの刑務所から脱獄中。

(起)立ち退きに応じないため、嫌がらせを受け、さらなる借金を背負うことになるダン。金のため、極悪犯・ペンの護送を引き受ける。(承)護送中のダンとペンの交流が主たるドラマとなり、その中で息子が父と心を通わせて行く様子が。そしてようやく、終着地点の駅に着く。3:10発ユマ行きの列車にペンを乗せれば任務終了。この頃にはペンを逃がしたい気持ちにもなっている主人公・ダン。逃げようと思えば逃げられるのに、ダンのために列車に乗り込むペン。(転)ところが、ペンの子分たちがダンを襲撃。息子の目の前で死ぬダン。(結)息子の目に、父は英雄として映った。ペンは、その2人の前で自分の子分たちを皆殺し。処刑されることを知りながら、列車に揺られる。

男主人公ならではのロマンチックなドラマ。カッコいい上に展開がユニークで、軸もぶれず、没頭。機会があればもう一度観たい。どうにも泣けてしまうので、癒しにも。さらに、主人公2人がめちゃくちゃ上手いから最高。